日別アーカイブ: 2016年10月5日

シガー 初心者 Q&A

Q1.シガーってどこで作られるの?


A主にキューバ、ドミニカ、ホンジュラス、ニカラグア、ブラジル、マレーシアなどカリブ海や暖かい気候の国で作られていることが多いです。


Q2.キューバ(ハバナ)シガーが有名なのはなぜ?


Aハバナの西部が最もシガーの葉の育成に適した環境にあるためです。葉の質は誰が何と言おうとハバナ産のものが一番です。ただしお国柄か、製品制度にはムラがみられ、状態管理には気を使わされます。Bar Spiritsでは取り扱いがありませんが、ドミニカ、ホンジュラスでも高品質な葉巻が作られており、最近ではニカラグアからもかなりいいシガーが作られています。


Q3.日本にもシガーはあるの?


A資料が無いので詳しくは分かりませんが、皇室向けやパンドールなんてシガーが昔作られていました。日本の葉はシガー向けでは無いので、タバコになるものが殆どです。


Q4.シガーは太さ、長さ、色、形、色々あるけど何が違うの?


Aブランドによる差はありますが、

・太いモノほど吸い口が軽く、煙がまろやか。細いものほど吸い口が重く、煙が刺激的。

・長いものほど火種から口元まで距離があるのでシガーの中で煙が冷やされて届くので、甘くまろやかな煙を愉しみやすい。ただし長すぎるものは吸いなれていないとまとまった煙が届かないので味がボヤけてしまうので注意。

・葉巻は一本でさまざまに味わいに変化が現れます。特徴的な形ほど味の変化が激しいです。

・単純には色が濃いものほど味が濃いです(エスプレッソやビターチョコのようなイメージ)色が淡いものほど味わいが繊細(ナッツや紅茶のようなイメージ)

トータルすると初心者ほどある程度太さ、長さがあり、まっすぐな形で、多少色が濃いものがオススメと言えそうです。


Q5.カットの形にも何種類かあるようですが、違いはあるの?


Aフラットカット、パンチカットが主流です。

・フラットカットはギロチンやシザーで大きな切断面を作ります。少ない呼吸で沢山の煙を口内に取り込むことができ、煙が舌の真ん中に当たるのでより甘く、まろやかに感じることができます。初心者はまずフラットカットから始めてみましょう。

・パンチカットはシガーにパンチカッターと呼ばれる道具で小さな穴をあけます。吸い口は重くなりますが、より多くの煙を濃縮した形で味わえます。口を大きく開けなくても済みますので、女性にも優しいカットの形とも言えるかもしれません。ただ、煙が舌の先にあたるので味わいが少々辛く感じられるかも。

他にもV字カット、クロスカット、ピアスと呼ばれる技法もありますが、初心者向けでは無い為、ここでの説明は割愛させていただきます。


Q6.では、そのシガーをより美味しく味わうためには?


A吸っていただきたいときに吸っていただくのが一番ですが、小生の知識や経験談で幾つか紹介させていただくと、

・空腹時より、満腹時。

・舌が油でコーティングされている時(肉料理を食べた後や、レーズンバターや生チョコをシガーと合わせるなど)

・逆にミントで口内が清涼感にあふれている時(モヒートを筆頭としたミント系カクテル。グラスホッパー、アラウンドザワールド、モッキンバード)

・灰は極力落とさない。(煙は温度が高いと辛く、温度が低いと甘く、まろやかになります。灰は火種の温度を抑えつつ、燃焼を助ける効果があります)

・薫りの高い飲み物と一緒に嗜む(私のオススメは、シングルモルトウィスキー、熟成シェリー)
と、色々ご紹介させていただきましたが、一部は主観もかなり入っておりますので、色々なシチュエーションで、色々なお酒とシガーと合わせていただいて、自分にぴったりな一本と嗜み方を探し出して見て下さい。シガーは一度しかない人生の幅を大きく広げてくれるツールだと思います。少しでもそのお手伝いをさせていただければ幸いです。

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【Bar Spirits】~初心者の為のカクテル&シガーバー スピリッツ~

TEL&FAX:03-3433-6986

東京都港区新橋3-22-7新橋Nビル2F

各線新橋駅 烏森口 徒歩3分
【HP】http://www.bar-spirits.com/
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「LWAN」のシガーが美味しい理由

Bar Spirits の葉巻の仕入先である浅草「LWAN」。
シガースモーカーから絶大な高評価を得ているお店。
「LWAN」から葉巻を仕入れるまでは色々な所から葉巻を仕入れてましたが、今では「LWAN」で統一してます。それだけ「LWAN」の葉巻は素晴らしい状態のモノばかりです。
状態だけでは無く、「LWAN」のシガーには共通の個性(ほのかな甘い香り)があるような気がしていたのですが、「LWAN」のご主人に、
「どうしてLWANのシガーはこんなに美味しいんですか?」
と、聞くだけ野暮だと思い、今まで聞かなかったのですが、なんとなく「LWAN」店内のウォークインヒュミドールの奥のロフト状になっている上の倉庫に秘密があるような気がしていました。
とある日に、意を決して、
「上の倉庫って見せてもらって構いませんか?」
と、聞いたところ快く承諾していただけたので覗いてみると・・・
そこには壁一面のスペイン杉の引き出し状の棚が!こ・・・これは?
「それはエスカパラーテです」
はて?エスカパラーテとは?
シガーは通常、職人が巻き終わったあと50本の束にされ、品質チェックを行います。品質チェックをパスした束が、エスカパラーテと呼ばれるスペイン杉の棚で温度16~18℃(やや低目)湿度68%前後で1~2ヶ月寝かされ、巻かれた時はバラバラの味わいの葉同士が、馴染んで味が均一化し、スペイン杉の香りをたっぷり吸い込んで、シガーならではの甘い香りが付きます。(この後、リングが巻かれ箱に入れられ出荷)
しかし!
2000年当たりからタバコの葉の品種改良(より短い熟成期間でより良い香り、安定した香りが出る仕様)や経営陣の編成などがあり、以前とは作り方が変わりました。この頃から、どうやらエスカパラーテが行われないようになったらしく、
「品質チェック→即出荷」

と、なっているらしいです。「今のキューバシガーはエスカパラーテを行わなくても十分美味しい」と言ったとか言わなかったとか。
ただ、当たり前ですが2000年よりずっと前から葉巻を嗜んで来た方が、味わいの変化に気付かない筈もなく、「最近の葉巻は出来立ては青臭くて香りが良くない」と、おっしゃる方が沢山出てきました。
「LWAN」のご主人も、もちろんそんな方の一人で、いち早くエスカパラーテが行われなくなったんじゃないか推測し、「LWAN」を開業した時には、倉庫にキューバさながらのエスカパラーテを設置。この際、日本にはスペイン杉を取り扱っている業者が一つもなく、現地から直接スペイン杉を取り寄せてエスカパラーテを作りました。
「LWAN」ではキューバから届いた葉巻を一旦全て箱から出し品質チェックを行った上、現地と同じように50本の束を作り、少し低めの温度でエスカパラーテで寝かせ、納得のいく状態に仕上がるまで店頭には並べないそうです。
現地では1~2ヶ月寝かせるそうですが、「LWAN」では納得がいくまでは何年も寝かされる場合もあるそうです。
葉巻を輸入してから店頭に並べるまで、これだけ手間と時間のかかる工程を経ているシガーショップが世の中にあるのでしょうか!?スイスにあるジェラールという世界一有名な葉巻の小売店が似ている事をやっているという話を聞いたことはありますが、日本では間違いなく無いでしょう。
もし、このブログを読んで、これと同等、あるいはそれ以上の事をやっているシガーショップをご存知の方がいらっしゃったら、是非小生に教えて頂けたら幸いです
そんな手間暇をかけてスペイン杉の香りとご主人の魂と愛情をたっぷり吸い込んだ日本一美味しいシガーを、是非、Bar Spiritsでご堪能下さい!

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